記録 自分用

感じたことや考えたことを書いていきたい。

星の王子さま/「ちいさな王子」

よく(?)題名がかっこいい本はなにかということが話題にあがるが、個人的には星の王子さまというのはかなりイケてる部類の題名だと思っていて、原題の「Le Petit Prince」は単に小さな王子的な意味だったようだ。

自分が初めて星の王子さまを読んだのはたしか英語の教科書に載っていたのを読んだときで、そこには王子がキツネに会うシーンが英語で書かれていた。文中にあった「Tame me」が意味わからなったことを今でも覚えているし、辞書で調べても(飼いならす・しつける)まだおくわかっていなかった。

お手本の役では確か「なつかせる」みたいに書いてあったと思うが、それでもなんか変な感じがする。「友達になる」という意味なんだろうが、どうにもしっくりこなくて、図書館で星の王子さまを探して読んだが、そこにも「なつかせて」と書いてあったはずだ。今思えば先生の訳文も多分どっかから拾ってきたものだろうし、なんなら自分が当時読んだ本とまったく同じ文だったかもしれないが、当時は気付かなかった。

自分はたしかこのとき星の王子さまを読破できておらず、多分途中で挫折した。

これだけ短くて読みやすいものをよく手放したなという感じではあるが、当時の自分にはつまらなかったのだろう。

そんな本を今になって読んでみたら、これが案外面白い。

まず訳者が違うのでタイトルから文体まで別物なので単純比較はできないが、この面白さが当時の自分はわからなったのかという気持ちになる。

おとなにはわかりっこないという姿勢はピーターパンよろしく我々のこどもの部分に突き刺さってくるが、こどもだけでも社会まわらんだろというふうに思わなくもない。

ていうか王子が最後死んでしまうということはまったく知らなかった。英語の教科書は抜粋だったので「大切なことは目に見えない」的な締めだったはずだが、まさかこいつが死ぬとは。王朝が断絶するなぁ。