記録 自分用

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きみはじつにばかだな/「宇宙人王さんとの遭遇」

昨日簿記の試験が終わり、今日は1日ゆっくりしようと決めていたので、前々からツタヤで借りて見ていなかった映画を消化してしまうことにした。そのうちの1本がこれ。

宇宙人である王さん(仮名)がイタリアのローマに降り立ったところを捕獲され、ローマ側が取調べする過程を主人公の中国語通訳(ガイアさん)視点でみていく話であった。ていうかこのタイトル、王さんというようにさん付けされているとどことなくコミカルでそこはかとなくB級映画感があるが、実際はそこまでB級でもない(多分低予算ではあるだろうけど)。英語タイトルはThe Arrival of Wangなので、どうしてこうなったのかなー的な。多分「未知との遭遇」にひっかけようとして、「宇宙人王との遭遇」だとking of alienっぽくなってしまうから、折衷案でいまの形になったとかじゃないかなーと思う。まぁ完全に当てずっぽうなわけだが。

あと映画の冒頭のシーン、どっかで見たことあるような気がするけど思い出せない。

 

ネタバレ無しで見たほうが面白いと思うので、以下注意。

映画の内容として、面白いか面白くないかでいえば面白かったが、内容的には半分の時間でも表現できちゃったんじゃないかな。なんというか余計な場面が多かった印象(ガイアさんが置き手紙を残すシーンとか局長がトイレでタバコ吸うシーンとか)なのだが、気づいてないだけでストーリー的には必要なシーンだったのだろうか。面白さの大部分を主人公の美人補正でなんとかしている感もある。

一方でツッコミどころ(おそらく伏線とかではない)が多々あり、緊急事態のはずなのに拷問が(多分)軽めの電気ショック、秘密施設なのに待合所みたいなところに一般人(一応関係者ではある)がいる、となりにいる脱走者に気づかない、ガードマンが女性に押されて想像以上に飛ぶ、とか枚挙にいとまがない。あと言語話者の人口比までわかってて中国語を習得しているのに、中国でもなくアフリカ(目的達成のためだけならアフリカ奥地の密林とかでいいはず)でもなくローマなのか?と思う。

ただツッコミどころだと思ってたとこが実は伏線でした(惑星間航行技術を持っていながら簡単な通信機しか持っていない、自身を先遣隊といいながら永住しようとしている、拷問されている状況で答えをはぐらかす、文化的交流とかいいながらコソコソしている)というのもあるので、もしかしたらこれらも気づけていないだけで意味があったのかもしれない。でも発見時の王さんが土を掘っていた伏線って回収されたか?

印象的だったのはガイアさんからの問いかけ「なぜ彼ら(イタリア政府側)はあなたのことを信じないの?」に宇宙人が「こんな容姿ですから」と答えていたところで、確かにまぁ宇宙人がこんな感じのイカではなく、イカ娘みたいな容姿だったらいろいろ変わった気もする。人間体じゃなくても、丸っこくて可愛かったりしたら...。

あと局長さん的には、もっと冷静に問いかけたほうがよかったんじゃないですかね。変に激昂したせいでガイアさんがああなったわけだし。

 

ちなみにこの映画、自分は友人からおすすめされて見たわけだが、面白いよといっておいて実はこの宇宙人いいヤツでしたーとかいう展開だとさすがにひどすぎるので、まぁ多分どんでん返しがあるんだろうなと思っていたらやっぱりだった。オモコロかなんかでオモバレ(面白いことをばらすこと)という概念を知ったが、まさにそのとおりだなと。

ていうか予告映像でも終わってから見ればガッツリネタバレされているような。