記録 自分用

感じたことや考えたことを書いていきたい。

それなんの意味があるんですか?/「線形代数がわかる」

ひょんなことから線形代数(というか行列)の勉強をしなければならない状況になり、指定された教科書を読んでもかなり控えめにいって意味がわからなかったので、初学者向けの参考書的なのを図書館で借りて読んでみた。けっこうわかりやすかったんじゃないかなと思う。

数学を独学で学ぶ難しさは半年前の微分積分及び確率変数でわかっていたつもりだったが、あれも適切な入門書を読んでいればけっこう楽だったのかもしれない。ていうか普通は先生に聞くんだよね、わからないときは。それができないってのは辛い。

で、この本は対話形式で基本的なベクトルから対角化ぐらいまでをカバーするわけだが、聞き手側の生徒がなかなかのクズで面白かった。これをやって何になるのか?というのは知らない分野を学ぶときに大変ありがちな疑問なので、まぁ読者の代弁としてよいと思うのだけれど、簡単な(だけどめんどくさい)計算をやってみてと話し手役の教授に言われたときに大抵文句を言い、あまつさえ計算を丸投げすらするという感じで読みながら少し笑ってしまった。お前が質問しに来てるんちゃうかい

多少は定義とかが曖昧な部分もあったけど、それは手元にちゃんとした教科書があったので補えた。厳密な議論がしたい人はこういう本を読まないから的確な選択だと思う。厳密さのためには仕方ないのかもしれないけど、教科書ももっとわかりやすく書けばいいのにと感じてしまう。数学者みたいな人は抽象的な方がわかりやすいのかなぁ。まぁ自分も中高生に数学を教えるときに(彼らにしてみれば)複雑な文字式とかで解説しちゃう場合があるので、もっと具体例を差し込みまくるようにしようと思う。

1箇所だけ、本来は教師の顔が入るべき部分に生徒の顔が入ってしまっている部分があって笑った。え、どうしてなんですか?の質問に自分で答えていたが、さすがにミスだろう。