記録 自分用

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進研ゼミ現象/「アメリカの高校生が読んでいる金融の教科書」

自分は一応(謙遜)ある程度マジメに高校でも大学でも勉強してきたので、経済とか金融について基礎的なことは知っているつもりである。よく勉強なんて役に立たない的な言説があるが、高校社会とか高校理科とかはかなり使い勝手がいいと思う。漢文とかもわりと楽しくやっていた。文章として面白かったし。

じゃあなんでそんな状態で「アメリカの高校生が読んでいる〜」を読んだかというとたまに読むブログ(面白い)でめちゃおすすめされていたからであり、時間的にも余裕があるので図書館で借りてみた。

内容としてはまぁ普通の基礎的な金融に関する本であり、理論というより情報の活用に多少重きを置いている(複利の効果とか)感はあるが、教科書の金融部分(中央銀行の政策とか)を読むのとそんな変わらない程度の内容だった。つまり別につまらないわけでもないのだが、特に目新しいことはないかなという程度。

そんで気になるのは、これを読んで「なんでアメリカではこんな役立つことをやるのに日本では〜」的な感想がそこかしこに転がっていること。藁人形論法的に考えていたのだが、ブログを書くにあたり調べてみたら本当にそんな感じの感想が見つかって笑った。

どういうことかというと、この内容を別に日本ではやらないわけじゃない。ていうか高校の現代社会や政経の範囲であるし、ここらへんは必修なので、やった記憶がないとしたらそれは高校独自の方針ですっ飛ばしたかか単に忘れているだけだろう。教科書にも書いてある。確かに「義務教育過程で(ここまで詳しく)やらないのは〜」みたいな中学教育への落胆ならわからなくはないが、日本の高校の授業内容について失望しているのであれば的はずれな指摘なんじゃないかなと思う。もしかしたら過去の教育指導要領だと話が違うかもしれないけど、今はちゃんと盛り込まれているので安心してほしい。

これがなにに似ているかというと、進研ゼミの販促マンガとかでよくある「あ、これ進研ゼミでやったやつだ!」的なセリフである。大抵の場合テストに出ることは授業でもやっていると思うのだが、なぜゼミの内容は覚えていて授業は忘れているのだろうというのは結構思う。教科書ちゃんと読めや。まぁよくまとまっているという強調なんだろうけど。