記録 自分用

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東京の博物館・美術館が複雑すぎ問題の整理

自分はわりと博物館とか美術館とか水族館とかが好きで、特段詳しいというわけではないのだけれど、機会があればよく行っている。日常的にも行くし、どっか海外旅行をしたときも大抵は現地のmuseumに行く。

東京に住んでいてよかったと思う瞬間はいろいろあるわけだが、そのうちのひとつに有名な美術館なり博物館なりが密集していて簡単にいろいろ行くことができるという利点がある。

しかしあまりに密集しているためか名前に問題があるせいか、なんというかそれぞれの区別が付きにくい。いや単に自分がアホなだけという可能性もあるわけだが、控えめに見てまぎらわしいのは事実だと思う。特に美術館。

そんなわけでややこしい博物館・美術館を自分用に少し整理しておこうと思う。記事でももし誰かの役にたてば幸いである。いやまぁこの程度調べればすぐわかるんだけどね。

東京国立博物館

上野で多分1番でかいミュージアム。通称東博(トウハク)。京都にある国立博物館だったら京博(キョウハク)となるように、ある程度統一性がある。19世紀から存在し、誉れ高き日本で最初の博物館。広大な敷地の中にいくつもの建物があり、それぞれが独自のコンセプトで展示を行っている。そのなかで個人的に好きな建物(の外観)は平成館で、近未来っぽさがいい。平成館っていうわりには平成11年(皇太子親王が結婚したとき)なのでいうほど平成館って名前つけるか?感はある。ちなみに表慶館ものちの大正天皇ご成婚のときに開館したので、皇族の結婚に縁があるのかもしれない。

価格は大人が600円、大学生が400円ほど。特別展に興味が無いなら、年パス(2000円/大人、1000円/大学生)を買っておいたほうがなにかと気が楽だと思う。普通のチケットだと再入場出来ないし。一応ワンランク上の年パスだと特別展入れたりするけど、あんだけでかいとこまわって1000円なら十分という見方もある。

展覧会はめちゃ豪華というか、もう常設展だけでおなかいっぱいってぐらいにはいろいろ展示されている。厳密には常設といっても展示品はローテーションかなんかで月単位で出たり引っ込んだりするので、こまめに展示品のチェックをしていくといいと思う。例えば6月まで展示されている老猿(高村光雲の作品)はずっと見たくてやっと展示されるようになった作品であり、けっこうおすすめ。

国立科学博物館

東博と混同しそうになる博物館。通称は科博(カハク)で、多分略称で呼んだほうがわかりやすい。でっかいクジラが目印になるかも。東博よりも上野駅の近くにある。歴史は東博と同様に相当古い(ってか発端は同年)博物館であるが、厳密には博物館ではないらしい。しかも今となっては法律上は特に国と関係ないので、国立の部分も正しくはない。神聖ローマ帝国状態である。いや科学の部分は正しいから東京ドイツ村状態のほうが適切かもしれない。

ここはなぜか大人と大学生の区別がなく、両者に同じ料金が課せられている。なぜだ。常設展は600円ちょっとなのでわりとリーズナブルなのだが、科博の名前から期待されるようなサイバーな展示は少なく、小中学生のときは常設展はあまり楽しくなかった記憶がある。怖いし。今は巨大なスクリーンによる展示とかもあるので楽しめるのかもしれない。

そんな自分やチビっこを魅了するのが特別展で、恐竜展(恐竜博)とか深海の生き物展とかをやっているのはここの特別展であり、ロマンがあってよい。今でもそういうのは好きなので、ばんばんやってほしい。1600円というハイプライスもロマンのためなら払えるというものだ。まぁちょっときついけど。

問題は休日に行くと死ぬほど混んでいるというところであり、チケットを買うのにもそこそこ並ぶし、特別展会場に入るのに整理券が必要だし、入っても人が多すぎてなかなかじっくり展示が見れないということはよくある(ていうか休日だと例外なく)ので、平日に行くことを強くおすすめする。

ちなみに今やっている人体の不思議展はけっこうハードコアで、グロいのがだめな人とか子供連れとかはもしかしたら少し厳しいかもしれない。内容もけっこう難しいし。一応子供とはクジラの脳って小さいんだねーみたいな会話はできる(かも)。

国立西洋美術館

上野駅を出てまっすぐ歩いて行くと右手に見えてくる美術館。通称西美(セイビ)。戦後に設立された美術館で、上野公園のなかでは新しめのミュージアム。最近建物が世界遺産登録された(コルビジェって人が設計した)とかでちょっと話題になった。

大人でも500円ぐらいで入れるし、大学生なら250円。ちょっと絵を見てぶらぶら歩くみたいな過ごし方でも十分納得できる値段だと思う。なんとなく印象派が多い感があるが、ルネサンス以降の西洋絵画を中心に集めているとのこと。個人的な意見として、西洋画は日本のものと比べて「上手い」ことがわかりやすいので、美術的な知識がなくてもそれなりに楽しめると思う。レストランがやたらオシャレだけど、自分はまだ食べたことがない。展覧会コラボ(?)的なのをよくやっていて、美術館側のコンセプトを取り入れた料理が出るらしい。パズドラみたいな。いつか入ってみたい。

東京都美術館

国立西洋美術館を無視してまっすぐ歩き続けた方向にある美術館。上野動物園の隣なので結構遠い。通称都美(トビ)。設立は1926年だから世界恐慌よりも前。わりと歴史あるなぁ。名前から分かる通り国ではなく東京都の美術館だけど特になにか違いがあるかって言われると特にないと思う。

値段設定が独特で、展覧会ごとに値段が違う。海外から有名所を引っ張ってくるときは大抵値段が張り、当日券で1500円ちょっとする。大学生でもあまり安くならないうえに都立だからキャンパスメンバーズパワーも使えず、そんなに行きまくることはできない。公共の美術館なんだし、せめて学生にはもうちょっと安くしてほしいなぁ。でもかなり有名な作品とかを集めてくることが多いので、相応のコストがかかっているのかもしれない。

国立新美術館

これは上野じゃなくて六本木にある美術館。公式略称はNACT。英語だとミュージアムじゃなくてアートセンターになるらしいけど、まぁ個人的にはどうでもいいかな。2007年開館だからまだ10年ほどしか経っていない新顔。六本木にあることをもっと主張した名前にしろよ上野にあるのかと勘違いするだろって名前をしている。

企画展によって多少変わるけど、大抵は都美とそんな変わらないぐらいの値段がするのでお財布に厳しい。ていうか六本木にある美術館はサントリー美術館森美術館(六本木ヒルズのど真ん中にある)もわりと高いのでぐぬぬ...となることが多い。1000円オーバーは学生にはちょっときつい。展覧会がメインなので、キャンパスメンバーズパワーもあまり通用しない。

展覧会としては、珍しいものが多い印象。新海誠展とかジョジョ展とか、ニュースで見るようなユニークなのは大抵ここでやっているって感じ。

国立近代美術館

これは皇居のすぐそばの竹橋にある美術館。戦後すぐに設立された日本最初の国立美術館らしい。公式略称はMOMAT。Mind Over Matter in Tlarian academyとかだろうか。

大人が500円、大学生なら半額という良心的な価格であり、アフター5ならさらに安くなる。皇居周辺散策の休憩地点としていいと思う。所蔵作品は日本美術が中心で、企画展で海外の芸術品を集中的に紹介している感じ。いや数回しか行ったことないからわからないけど。マイナーというか知る人ぞ知るというか的な美術が多くミーハーな自分としてはほーんへーみたいな感想になることが多い。

皇居周辺の(といってもそこまでこの美術館とは近くないが)イギリス大使館とどことなく似ている方の建物は本館ではなく工芸館という名前の別館。でもまぁ中を見ずに美術館前の変な形のベンチに座って休憩しつつ建物きれいだなーと思うぐらいでちょうどよいのかもしれない。本館の方はいかにも合理的って感じの見た目なので好きじゃない人は好きじゃないのかも。自分は好きだが。東博の平成館もそうだけど、個人的にああいう感じの建物はグッとくる。