記録 自分用

感じたことや考えたことを書いていきたい。

霧の中の失落/「ミスト」

ビザ申請の待ち時間(厳密に言えば申請が無事終了し雨が止むのを待っている間)に前から見よう見ようと思っていたミストを見た。自分は前から最後のシーンを知っていたので絶望感は薄かった。でもネタバレされてなかったとしても多分そこまで絶望しなかったんじゃないかな。

作中では主人公(名前忘れた)がけっこう活躍するんだけど、他人がなにかしようとするのを本人のために止めたりするシーンがけっこうあり、なんだかなという気持ちになることが多かった。アメリカ人はナイスガイであることを追求するというきらいがあるという話は聞いていたが、こういうことなんだろうか。個人的には危険であることを伝えたうえでそのあと当人が何をしようと好きにさせるべきだったと思うし、万が一その行動が成功すれば自分も恩恵に与れるんだからいいじゃんとずっと考えていた。お前が守るべきはまず息子だろうと。

生徒からの「こうなるとは知らなかった」という言葉はけっこう刺さるものがあり、少し責任を感じてしまうというのを某氏が言っていたけど、かなり高いレベルで同意する。バイト先で受け持つ生徒が勉強したくないとか言っていたとしても止めないが、一応デメリットなりをちゃんと説明するようにはしている。まあ大抵の場合それはわかっちゃいるけどやる気が出ないみたいな返答になり、その気持ちわかるよということを言ったりするんだが、ともかくなるべく情報を与えた上でどうなろうとこちらの責任にはならないということが言いたい。作中でもいちいち他者の行動を止めたりするからギスギスするわけで、外に出たいとか言っている奴らもう全員外に出しちゃえばよかったと思う。ただし不用意に外へ出すと敵がこちらの存在に気付いてみんな危険みたいな発想からの行動なら理解できる。

あとユダヤ教の人はなんというかすごくて、身近にいたら嫌だなと思った。こういうときの感情に自分の宗教アレルギーを感じないでもないが、まぁあのレベルなら誰しもそう思うだろう。お前自分が助かるとでも思ってんのかという感じだが、ユダヤ教の神様的にはああいう人の方がむしろ好ましいのかもしれない(偏見)。この人が撃たれるシーン以降をすべてカットして、軍が木を焼き払うシーンに直で繋げればハッピーエンドにできるかな。いや無理かな。

あと軍人へのコンタクト遅すぎ問題とか言いたいことはなくもないが、まぁ映画だからね。

つくづく自分には実写映画というものが性に合わないのかもと思いはじめている。