記録 自分用

感じたことや考えたことを書いていきたい。

アスペクト比率まとめ

今月末には新型Galaxyが出るわけだけど、最近のGalaxyはとにかく縦長である。その比率は9:18.5というから縦は横の2倍以上なわけだ。たしか映画を見るときにどうたらという理由でこのような比率になったと言っていた記憶があるので、アスペクト比率についていろいろ調べてみることにした。別に歴史がどうこうということにはあまり興味がないので、基本的に現状どうなっているのかだけを記述する。

 

映画

映像メディアのなかで最も歴史が長い映画だが、旧来のフィルムで撮っていた時代を反映しているため、デジタルで撮影が可能(つまり比率の自由度がかなり高い)となった現状においても支配的なのはスコープサイズビスタサイズの2種である。

スコープサイズ

比率が2.35:1というかなり横長の比率のこと。ワイドスクリーンともいう。各社が商標をとっており、20世紀FOX社のシネマスコープ(いわゆるシネスコ)やパナビジョン社のパナビジョンなど様々な名前で呼ばれるが、基本的に変わりはない。例えばシンゴジラなんかはスコープサイズ。よってiPadシンゴジラを見ようとすると上下にかなりの余白ができる。

ビスタサイズ

パラマウント社が策定した比率で、アメリカンビスタ(1.85:1)とヨーロッパビスタ(1.66:1)がある。日本では後者のほうがよく使われる。だいたい16:9(つまり1.77:1)周辺のものならビスタサイズと呼ぶことが多い。例えば君の名は。名探偵コナンのようなアニメ映画はビスタサイズのことが多い。これはスコープサイズだと面積が広くなり描かなければいけない量が増えて大変だからである。

劇場と映画のサイズが一致しない場合

以上のようにメジャーな比率が2種類あると、スクリーンはスコープサイズなのに映像はビスタサイズなどということが起きてくる。この場合は上下または左右に余白(黒帯)を挿れる、はみ出る部分をカットするなどで対応するが、いずれもデメリットがある。たまに映画前の宣伝はフルスクリーンで流れるのに本編になると急に画面が縮む(もちろん実際に縮んでいるわけではない)ということがあるが、これは以上のような理由によるものである。

IMAX

最近よくIMAXという言葉を聞くが、これはカナダのIMAX社が開発した映像比率で、比率は1.44:1。スクリーンが巨大かつ音響装置に気合が入っているといった比率以外の面でもサービスが向上している。

 

テレビ

現在メディアの中心といえるテレビだが、こちらも主として2種類の比率がある一方で、実用上はほとんど1つに統一されている。

スタンダードサイズ

4:3(つまり1.33:1)の比率のこと。ノーマルサイズともいう。地デジ放送以前のアナログ放送の比率であり、VHSはこのサイズであった。現在はほとんど使われていないが、PowerPointなんかはこのサイズになることも。

ワイドサイズ

16:9(つまり1.77:1)の比率のこと。地上デジタル放送はこのサイズが使われているので、以前のサイズに比べ横長になったといえる。映画で使われていた2つのビスタサイズのちょうど中間をとったことが由来らしい。よってビスタサイズの映画を放送をする際はほぼフルスクリーンになる。Youtubeなど動画配信サイトは大抵このサイズである。

その他デバイス

新たに出現したパソコンやスマホの比率についても書いておこう。

•ラップトップのディスプレイ…16:10(つまり1.6:1)の比率が多い。これをWVGA(Wide eXtend Graphics Array)といい、macbookなど多くのラップトップがこのサイズのスクリーンを採用している。テレビのワイドサイズに比べると縦長のため、例えばYoutubeをフルスクリーン表示すると少しだけ上下に余白ができる。

スマホのディスプレイiPhoneでいうと、4Sまでは3:4(つまり1:1.33)の比率であったが、5以降は9:16(つまり1:1.77)のワイドサイズを採用している。同様にGalaxyもs7まではワイドサイズであった。しかしiPhone X は1:2、Galaxy s8やnote8は9:18.5(1:206)というようにかなり縦長のサイズになっている。これはスコープサイズのように横長な映画コンテンツへの対応を強化しているかららしい。